シンプルは難しい

ラーメンの中で、塩ラーメンが難しいと言われています。
それはシンプルであるため、ごまかしが効かないからです。

醤油や味噌は、それ自体がうまみの素であるため、スープのうま味を増幅させる効果があります。
しかし、塩には独特のうま味がないため、まさに出汁の味の勝負です。
美味しさを引き出すのが大変であるため、ラーメン屋さんとしては腕の見せ所であるということです。

整体において、強く押したり、揉んだりという手法は醬油や味噌と同じです。
ベースの腕がきちんとしていなくても、強い刺激はやられた感があるため、それなりに満足感があります。
しかし、それによって良くなっているかどうかはまた別の話です。

それでは、整体における塩ラーメンとはなんでしょう。
それは強い刺激に頼らない、的確な刺激です。

私はコンディション管理のために鍼に通っていますが、そこの先生は鍼一本だけで治療しています。
毎回、脈で状態を把握してツボを決め、一本だけ打つのですが、それだけでも楽になります。
体は、ポイントさえあってれば、きちんと変化に応えてくれるのです。

しかし、これをするためには、ある程度の技術と経験が必要です。
整体屋さんとしては、やはり腕の見せ所でしょう。

二郎系がいいのか、シンプルなラーメンがいいのか。
ラーメンは好き好きですが、整体においては断然シンプルがおススメです。