自分の健康に責任を持つ

いのちの輝きという本があります。
伝説のオステオパシー医師であるロバート・フルフォードが著した自伝的な本です。

誇張ではなく、我々のようなオステオパシーをしている人間ならば必ず読んでいて、また所持しているであろう一冊です。真面目な話、オステオパシーをしている人間でいのちの輝きを知らないのであれば、その先生は疑ってかかった方がいいと、個人的には思います。

それぐらいに、オステオパシーがどういうものかいうこと、人間の生命力について等々、諸々のオステオパシーのエッセンスが詰まっています。そんなに多くはありませんが、私自身ももう4~5回は読み返しています。

実は、先日も読み返したばかりです。その中で今の私が引っかかった一文をご紹介します。

”近ごろの医師は患者に、まるで無害なキャンディでもわたすように気軽にくすりをわたしている。しかし、抗生物質にかんするかぎり、それはきわめて危険なことである。
~中略~
抗生物質の問題点は、それが不必要な場合にも使われているということだけにとどまらない。わたしにいわせれば、それは間接的に、人びとから自分の健康に責任をもつという自覚を奪う役割をはたしている。
~中略~
抗生物質の大量摂取がどんな障害をもたらすのかがまだ解明されていないというのに、あえてリスクをおかす必要があるだろうか?動物実験で抗生物質の大量投与の影響を研究している専門家から聞いて話だが、接種した薬剤の七割は体内での行き先が判明しているが、残りの三割が長期にわたってどう作用するかはまったく不明だということだ。”

人間は進化の過程において非常に優れた免疫系のシステムを作り上げてきました。人間がこうして生き物の頂点として繁栄しているのは、細菌やウィルスとの戦いに勝利してきたことの証明であり、われわれの免疫系の完成度の高さを表わしています。

フルフォードの言う通り、盲目的に薬に頼り、自分の健康に対する責任を放棄している人がますます増えているような気がします。自分を信じてください。他人の意見を鵜呑みにしないでください。自分でちょっと考えてみてください。我々には素晴らしい免疫が、そして治癒力が備わっています。

最近の世の中にも似たような動きがあり、この言葉はまさに現状にオーバーラップしています。久しぶりに再読し、私は、ふと、そう思いました。