骨盤矯正とは
整体院のメニューを見ると、多くの場合、その一つに骨盤矯正があります。
最近は骨盤の重要性が認知され、特に、産後の骨盤調整は需要が高まってる印象です。
そもそも骨盤矯正とは、仙腸関節へのアプローチを言います。
仙腸関節とは、骨盤(仙骨と寛骨)の関節であり、背骨とのつながり上、影響が大きい関節です。
身体がスムーズに動くには、仙腸関節のスムーズな動きが問題になってきます。
しかし、スムーズ過ぎるのも問題であり、産後は動き過ぎの問題がほとんどです。
骨盤矯正には色々な方法がありますが、多くの場合は、仙腸関節そのものへのアプローチです。
広げてみたり、圧迫してみたり、あるいは、仙骨、寛骨を互い違いに動かしたり…。
一般的に用いられているパターンとしては、こんな感じでしょうか。
しかし、仙腸関節は他の補正をする関節であることを忘れてはいけません。
骨盤は、土台となって身体を支えています。
先程、身体の動きに影響すると言いましたが、それは逆に、他からの影響も受けるということです。
例えば、背骨に動きの悪い箇所があれば、骨盤の動きもスムーズではなくなります。
また、小腸・大腸の問題でも、やはり骨盤は動かなくなります。
臨床において仙腸関節そのものに問題があるケースは、意外と少ない気がするのです。
さらには、仙骨は尾てい骨を含めると9つの骨、寛骨は3つの骨が癒合した骨です。
しかし、癒合した骨であっても、くっつき方次第ではそれが問題となるケースもあります。
一口に骨盤矯正と言っても、実は色々な問題を考えなくてはならないのです。
簡単そうに見える骨盤矯正ですが、本気で考えると、全く単純ではありません。
骨盤矯正も、実は奥深いのです。

