隠れた事情
症状の原因は一つではありません。
みなさんはハインリッヒの法則はご存じでしょうか?
1件の重大事故の背後には重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常が隠れているとする、労働災害の分野ではよく知られている法則です。
この法則は、決して労働災害だけに当てはまるものではありません。
身体の場合も、同じように、一つの症状の裏には多くの隠れた原因が潜んでいます。
○○が痛いのですが、○○が悪いのですか?
○○が悪くて改善するのであれば、そこをマッサージすれば解決しているはずです。
慢性症状であればあるほど、問題は多岐に渡り、複雑化しています。
症状とは、決して肉体的な負担ばかりが原因ではありません。
多くの人は使いすぎが原因であると考えていますが、その土台にあるのは生活習慣です。
生活習慣には、食事、運動、睡眠と、健康の土台のすべてが関わってくるからです。
食べ過ぎてはいないか?
飲み過ぎてはいないか?
睡眠は足りているか?
運動不足はないか?
逆に、過度な運動はしていないか?
不要なサプリを飲んではいないか?
腸内細菌のバランスが崩れてはいないか?
スマホを見過ぎてはいないか?
Wi-Fiの機器の近くにはいないか?
何か嫌なことはなかったか?
人混みにはいかなかったか?
病人が近くにはいなかったか?
etc…
些細に思えることでも、身体はきちんと反応しています。
300の異常というのは、決して大げさではありません。
この異常を前もって拾い上げるのが、健康への道筋なのです。

