結果には原因がある
交通事故に遭う確率を知っていますか?
2020年のデータでは0.2%だそうです。
これは、宝くじの1等前後賞の1億円が当たる確率と同程度だそうです。
当院では問診時に必ず事故の有無をお聞きします。
私の体感では、0.2%より多い印象ですが、それでも全体数からすると少数です。
しかし中には、何回も事故に遭っているという方が存在します。
先日来られた方は、これまでに4回、交通事故に遭っているということでした。
事故を起こす気になればいくらでも確率は上がりますが、すべて巻き込まれたということです。
その確率は、0.2×0.2×0.2×0.2で、なんと0.0016%!!
これは歩行中に交通事故で亡くなる確率と同等なので、今、命があるのが不思議なくらいです。
しかし、この方はどうしてこんなにも事故にあってしまうのでしょうか。
すべてにおいて、結果には原因があります。
痛くなるのは、痛くなるようなことをしていたからです。
病気になるのは、病気につながるような今までの生活があったからです。
不幸になるのは、不幸になるような自分の行動があったからです。
これは、この世の理(ことわり)であり、例外はありません。
理に当てはめて考えると、この事故に遭いやすい境遇も理解することができます。
私たちは、急に肉体を持って生まれてきたわけではありません。
今、自分というものが存在しているのは、ご先祖様という存在がいたからです。
ご先祖様から遺伝子が受け継がれたからこそ、私たちは存在しています。
しかし、受け継いでいるものは肉体だけではありません。
ご先祖様のこれまでの行いについても、私たちには受け継がれています。
自分のしたことは必ず自分に返ってきます。
これもまた、この世の理です。
しかし、それは必ず今世で返ってくるとは限りません。
連綿と続く生命の中では、来世以降に返ってくることも珍しくはないのです。
悪いことをしてはいけないというのは、結局は、自分に返ってくるからです。
命はずっと続いていて、嫌だからと言ってもリセットすることができません。
自分でしたことは自分で解消するしかないし、解消できなければ子孫に迷惑をかけることになるでしょう。
先程の患者さんの前世は、恐らく、色々な人を傷つけていた人なのでしょう。
何度も交通事故に遭うというのは、それを解消するためには必要なことだったのかもしれません。
結果には、やはり確固たる原因が存在すると私は思うのです。

