身近な漢方

最近は病院でも漢方を処方するお医者さんが増えています。
市販薬でも、実はこれが漢方という薬が増えています。

メジャーなところでは、風邪薬のカコナールという薬が有名です。
名前はカタカナですが、その実体は漢方の葛根湯です。
葛根湯には身体を温める効果があるため、風邪の引き始めの他、肩こり、頭痛、筋肉痛に効果があります。

また、CMでも良く見るハルンケアも聞いたことがあるのではないでしょうか。
ハルンケアは尿のトラブルの薬ですが、こちらも中身は八味地黄丸(はちみじおうがん)という漢方です。
八味地黄丸は8種類の生薬から成る漢方で、身体を温めて循環を良くし新陳代謝を高める効果があります。

テイラックも聞いたことがあるかもしれません。
この薬は低気圧での不調を改善するものですが、中身は五苓散(ごれいさん)です。
五苓散は余計な水分を外に出すための薬で、二日酔いにも用いられます。
気圧の変化で水分バランスが乱れることが低気圧不調の原因と言われています。
五苓散によって水分バランスを整えることが目的なのでしょう。

その他にも、コムレケア、ボーコレン、ユリナールといった市販薬も中身は漢方だったりします。

葛根湯を飲んで身体が熱くなったという経験は、多くの方が持っているのではないでしょうか。
漢方には徐々に効くというイメージですが、薬によっては即効性があります。
漢方は使い方次第なところもありますが、決して効かない薬ではないのです。