子宮移植

先日、慶応大学病院が子宮移植の臨床研究を申請したとのニュースが話題になりました。
私は子宮が移植できることを初めて知りましたが、なかなかセンセーショナルな話題です。

世界ではすでに珍しいことではなく、すでに80例の移植の成功例があるそうです。
また、子宮移植によって実際に妊娠、出産した例は40例あると言います。
慶応大学でも、サルを用いた実験ではすでに出産に成功しているそうです。

しかし、この子宮移植はとても大きな問題をはらんでいます。
まずは金銭的な問題で、手術自体に数千万が必要であり、術後のケアにも多額のお金がかかります。
また、移植後は免疫抑制剤を服用する必要があるため、健康問題も懸念されます。
そして、子宮の提供者の問題、胎児への影響、精神面での問題、長期的なリスク等、問題は山積みです。

さらに、私が驚いたのは出産した後の子宮は摘出してしまうそうです。
リスクを考えてというのは理解できますが、あまりにも身体を物としてとらえ過ぎている気がします。
これが発展していくと、男性にも移植が可能であるという話になってくるのではないでしょうか。
ホルモン剤等で妊娠は維持できる気がしますし、決して絵空事ではないように思います。

しかし、子供が欲しいという方にとっては非常に朗報だと思います。
とても難しい問題ですが、今後どのように展開していくのか、個人的にはとても気になるニュースです。