身体に必要な二酸化炭素

何かと悪者扱いされてしまう二酸化炭素。
本当に温暖化の原因なのかは諸説ありますが、人体にとっては無くてはならないものです。

例えば、身体の中では常に二酸化炭素の濃度をモニターしています。
このため二酸化炭素が減ってしまうと、身体の機能に大きく障害が出ます。
血液がアルカリ性に傾き、筋肉の動きが制御できなくなってしまうのです。
それが顕著に表れる疾患が過換気症候群です。

過呼吸は、脳の血流を減少させます。
二酸化炭素の濃度が低いと、中大脳動脈という脳に栄養を供給する血管が収縮してしまうのです。
これが過呼吸のメカニズムであり、動悸や頭痛、めまい、手足のしびれ、失神等の原因です。

今後、マスクは努力義務ではなくなります。
しかし私たちの身体は、マスクの期間が長くなり過ぎてそれに慣れてしまいました。
マスクを外すことで、体内に取り込まれる酸素量が増えると、必然的に二酸化炭素の濃度は下がります。
積極的にマスクをしていた人は、今後、過換気に気を付けたほうが良いかもしれません。