疲労は脳の感覚
”過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である”
難しく書いてあるので何のことだか分かりませんが、これは”疲労”のことです。
日本疲労学会では疲労を上記のように定義しています。
私たちは疲労を日常的に経験しています。
疲労感や、思考能力の低下や、刺激に対する反応の低下、注意力の低下、注意散漫、動作緩慢、行動量の低下、眼のかすみ、頭痛、肩こり、腰痛などがその症状です。
運動や頭脳労働によって体のダメージが大きくなると、自律神経の中枢には強い負荷がかかります。
疲労は、自律神経の中枢である脳がダメージを受けることによる反応であるとされています。
”疲労=肉体の疲労”ではありません。
疲労とは脳の反応によるもので、あくまでも脳が感じている感覚です。
例えば、覚せい剤を使用すると疲れを感じにくくなりますが、身体がリセットされたわけではありません。
感じているか、感じていないかは、脳の感受性次第なのです。
現代人は、疲れをあまり自覚していない場合が多いように感じます。
これは、現代は情報過多、ストレス過多の環境であるため、緊張状態が抜けないためでしょう。
痛みと同じで、疲労も、身体で起きている異常を己に知らせるための感覚です。
無視し続ければ、身体には着実にダメージが蓄積し、何かしらの障害を引き起こしてしまうでしょう。
疲労の回復に重要なのは、やはり良質な睡眠です。
6~8時間が適切な睡眠時間と言われていますが、日中眠くならない時間が最適でしょう。
日中眠気を感じるのは、多くの場合睡眠不足が原因です。
まずはしっかりと、睡眠時間を確保を心がけましょう。

