オートファジーがカギ?
なぜハダカデバネズミは老化せず、突然死ぬのか…生命科学者が発見した「死の直前まで元気バリバリ」への条件
いつまでも健康で元気に暮らすためには何に気をつければいいのか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/26ae552e71702e50efe09f4f9152c5079dc37272
生命科学者で大阪大学大学院の吉森保教授は「老化は避けられないことだと思われがちだが、最近の研究ではヨボヨボになることなく寿命を終えられる可能性が指摘されている。
これには『オートファジー』と呼ばれる機能が深く関わっている」という――。
ハダカデバネズミ。
体毛がないため裸のような見た目で、尚且つ出っ歯。
今の風潮とは真逆の、見た目の特徴だけで名付けられたこのネズミですが、実は優れた生き物です。
痛みへの耐性を持ち、無酸素でも20分生きられ、さらにガンへの耐性も持っています。
かねてからハダカデバネズミは生物学的メカニズムを理解する上で優れた研究対象でした。
この教授の話によると、どうやらオートファジーが長寿へのカギを握っているということです。
オートファジーとは、細胞が自己成分を分解する機能のことです。
例えば、オートファジーによって、タンパク質はアミノ酸に分解されます。
そして、そのアミノ酸は、新たな部品の材料として再利用されます。
新陳代謝には細胞内の部品の入れ替えが必要であり、オートファジーはそれに関わる機能です。
ハダカデバネズミが死ぬ直前まで若く元気なのは、オートファジーによるものと考えられています。
オートファジーによって、老化をする前に細胞内を掃除し、新陳代謝を活性化させている。
この働きによって老化を防いでいる可能性があるということです。
考えてみれば当然ですが、創造するためには破壊が必要です。
足し算だけではなく、引き算があるからこそ、バランスが維持できます。
老化は、細胞内のゴミ増加によって引き起こされている部分があります。
オートファジーはそれを引き算するための手段であり、若さに関係しているのも当然なのかもしれません。

