薬剤による人間への影響

井の頭自然文化園でニホンリス31匹死ぬ 殺虫剤散布後に相次ぐ

東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で11日までに、飼育していたニホンリス31匹が死んでいたことがわかった。
同日、東京動物園協会などが発表した。
今月4日に寄生虫を駆除する目的で、リスの体表面に薬を滴下したり殺虫剤の散布をしたりした後、死ぬケースが相次いだという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a02ea595a15f0a60317315b11a62d450376faaa

薬には必ず毒性がある。
これは、それを如実に表しているニュースなのではないでしょうか。

これは、たまたまリスの話ですが決して他人ごとではありません。
害虫に用いる殺虫剤であっても、きちんと人間への害があります。

動物とヒトでは、毒性に対するメカニズムは異なっていますが、決して毒性が無いわけではありません。
人間は大きいのでその毒性は希釈されてしまいますが、身体は必ず反応しています。
全ての薬剤は人間への毒性を認めた上で、それが軽微であるとして使用されています。

例えば、ピレスロイド系殺虫剤はゴキブリ駆除剤として使用されている薬剤です。
この薬剤は、人間の場合、成分が速やかに代謝、分解を受けるため安全性が高いと言われています。
しかしその一方で、嘔吐、悪心、呼吸困難、咳、眼の充血や痛みなどが起こるとの報告があります。
多くの人は自覚していないだけで、やはり確実に影響しているのです。

最近特に怖いのは、一回使うと数か月間は虫を寄せ付けないという薬剤です。
便利ではあるかもしれませんが、使用している間は、薬剤が絶えず巻き散らかされています。
実際に使用している方は効果を感じているようなので、相当な濃度の薬剤なのでしょう。

なぜ健康に気を付けていても、調子が悪くなってしまうのか。
これは現代社会が、常にこのような毒にさらされているからです。
現代は便利な反面、自分の健康を切り売りしながら生活している時代でもあるのです。