水抜きとは

先日はボクシングの世界戦でしたが、井上選手は見事防衛を成し遂げました。
四団体統一戦王座の防衛、おめでとうございます!!

ボクシングは階級ごと闘うスポーツです。
しかし、井上選手とドヘニー選手とでは、体格差があったように見えました。
前日の計量では同じ体重だったそうですが、当日ドヘニー選手の体重は10㎏増えていたと言います。
どうしてそんなことが可能なのでしょうか?

減量のテクニックに水抜きというやり方があります。
まさにその名通り、極限まで水を抜いて体重を落とす手法です。

まずは、準備として塩分を控えた食事で体を慣らします。
そして、水抜きをする何日か前からは、逆に水分の摂取量を増やします。
そうすると体内の浸透圧が下がるので、水分が抜けやすくなります。
その状態のまま半身浴やサウナ等で汗をかくと、体重5%ぐらいを減量できるそうです。

しかし、やはりこれは危険であり、意図的に脱水を作る行為です。
基本的には医師の管理下で行うべきである、非常に危険なテクニックです。
プロにおいても、水抜きに失敗して亡くなってしまった方もいます。
素人がダイエット目的でマネすることは、絶対におススメしません。

体重が戻ったとしても、体調が優れなければ意味がありません。
今回のドヘニー選手は、腰を痛めてTKO負けという珍しいパターンでした。
井上選手のパンチは、過去には、自分の拳が骨折してしまったくらい威力があります。
ダメージの蓄積と水抜きによる負担から、腰を痛めてしまったのではないでしょうか。