ゲノム編集食品

「ゲノム編集食品」届け出制度化から5年…高GABAトマトなど流通も「知らない」9割超

遺伝子を効率良く改変できるゲノム編集技術を使った食品の届け出制度ができてから5年がたった。
これまで野菜や魚など7品目が届け出され、うち4品目が流通している。
だが、ゲノム編集食品そのものを知らず、不安を覚える消費者も少なくなく、専門家は「安全性への理解の促進が不可欠だ」と指摘する。

現代の野菜は人為的に改良されたものではないか。
ゲノム編集食品と何が違うのか?
よく引き合いに出されますが、遺伝子組み換えと品種改良は全く別な話です。

自然界において、突然変異は決して珍しくはありません。
しかし、うまくいくかどうかは別問題で、多くの場合は上手く育たなかったり、枯れてしまったりするでしょう。
また、うまくいっているように見えても種が残せなければ、やはりそれは問題が起きている証拠です。
品種改良されて残っている種は、生物として問題がないことが証明されているのです。

しかし、ゲノム編集された植物の場合、生物として全く未知の部分があります。
部分的に遺伝子をいじっているため、全体としてどのように作用するかは、まだあまり分かっていないのです。
一見、良い成分が増えてたとしても、人体においてきちんと作用するのか。
この記事で問題視しているように、アレルギーを起こす可能性はないか。
長い目で見た時のデータの蓄積もないことも、不安材料のひとつでしょう。

アレルギーが心配なら、ゲノム編集を使って新しい野菜を作れば良い。
それによって救われる人がいることは事実ですが、そんなに簡単に考えてしまって良いのでしょうか。
なぜアレルギーが増えているのかを考えることが、本当に大事なことなのではないでしょうか。