物質的な豊かさの裏に
禍福は糾える縄の如し幸、不幸は表裏一体であるということわざです。
現代は、物質的には大変豊かになりました。
しかし、これに則って考えると、豊かになった分、失われているものがあるということです。
物質的な豊かさの影には、実際に、犠牲になっているものがたくさんあります。
科学の発展は、公害問題を引き起こしました。
近代化によって、環境が破壊されています。
労働の機械化によって、かえって仕事が忙しくなりました。
生産性を求める社会によって、精神的に疲弊しやすくなりました。
良い悪いではありません。
すべては等価交換であり、やはり表裏一体なのです。
現代は恵まれている反面、精神的には多くのものを失っています。
みのもんたさんの葬儀の前後を狙った、空き巣。闇バイトによる押し込み強盗。
パパ活、港区女子、大久保公園のたちんぼ、自分を簡単に売ってしまって良いのでしょうか。
自分さえ良ければ、お金がすべてという人が増えているのは、物質社会に傾きすぎた結果と言えるでしょう。
すでに現代は満たされています。
それにも関わらず、豊かになることを目指し続ける社会とは一体何なのでしょうか。
満足は、心によってもたらされるものです。
物では本当の幸せをもたらさないことに、私たちは気付くべきなのです。

