エアコンは贅沢ではない
東京 足立区 都営住宅で高齢夫婦とみられる2人死亡 熱中症か
7日朝、東京 足立区の都営住宅で高齢の夫婦とみられる2人が死亡しているのが見つかり、警視庁は、現場の状況などから熱中症で亡くなった可能性があるとみて調べています。
警視庁によりますと、7日午前9時すぎ、足立区千住桜木の都営住宅の1室で、近所の人から「新聞がたまっているので様子を見てほしい」などと110番通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、この部屋に住む70代の夫婦とみられる2人がリビングの布団の上で倒れていて、すでに死亡していました。
この部屋にエアコンはありスイッチが入っていましたが、部屋のドアは閉めきられた状態で、発見当時室内の温度は30度以上あったということです。
警視庁は、現場の状況などから2人が熱中症で亡くなった可能性があるとみて、詳しい状況を調べています。
エアコンは入っていたようですが、室内は30度オーバーだったようです。
猛暑が続くこの時代、もはやエアコンが贅沢だとは言っていられません。
熱中症は、体内の熱がこもりすぎてしまうことで引き起こされます。
軽ければ、立ちくらみ、だるさ、頭痛、めまい、吐き気といった症状を引き起こします。
しかし、さらに症状が進んでしまうと、臓器に障害が出て命を落とす危険が生じます。
実際に亡くなっている方には、高温による多臓器不全が起こっているでしょう。
高齢者の場合、どうしても熱中症のリスクが高くなってしまいます。
高温は熱中症の原因となりますが、その他にも健康状態が大きく関わってくるからです。
年を取ると若い時ほど汗をかけなくなります。
そのため、体内の熱がどうしても逃げにくくなってしまいます。
また、老化とは水分が失われていく状態です。
若い時よりも、脱水症状が出やすくなってしまうでしょう。
さらに、皮膚感覚も鈍くなっています。
暑さにも鈍感になるため、衣服が適切ではない場合は熱中症のリスクが上がってしまうでしょう。
先日天気予報をみて驚きましたが、世界で一番暑いのが日本です。
タイよりも、ブラジルよりも、エジプトよりも暑い…。
ウソのようなホントの話が、いまや現実です。
私も本来はエアコンが苦手ですが、そうも言ってられなくなりました。
エアコンは贅沢品ではなく、命を守る道具であると認識を改めましょう。

