常識を疑え
脳は大喰らいの器官です。
体重の2%程度の重さしかないにも関わらず、酸素の消費量は全体の20%、エネルギーの消費量は全体の25%を占めています。
このエネルギー消費量は、体重の60%を占める筋肉とほぼ同等の消費量です。
頭が疲れてくると、甘いもの食べたくなります。
頭を使っている時は先程の数値以上にエネルギーを消費するため、これは実に自然な欲求です。
身体において使われているエネルギーとは、アデノシン3リン酸という、糖から作られるエネルギーです。
脳が活動するのも、筋肉が動くのも、食べ物を消化するのも、糖のエネルギーがベースになっています。
タンパク質や脂肪からもエネルギーは作れますが、不純物が多く発生する効率が悪いエネルギーです。
生物の基本的なエネルギーは、糖に支えられているのです。
しかし現在の風潮では、糖は摂りすぎると良くない言われ悪者にされています。
現代人は豊かになって、今までにないほど糖を摂取している。
そのせいで、正常な細胞に糖が蓄積し、代謝に支障が出るようになった。
糖尿病を始めとする現代病の原因が糖であるというのが、その論調です。
確かに、王様が食べていたような食事が、今は日常的に食べられています。
カロリー的にも十分すぎる程であり、肥満が問題になるぐらいの摂取量です。
しかし私は、本当の悪者は糖ではないと考えています。
真犯人は、油なのではないでしょうか。
もともと油とは、食品中に少量含まれているものです。
しかし、食生活の変化と共に、私たちは多くの油を摂取するようになっています。
例えば、オリーブオイル一杯を絞るためには両手いっぱいのオリーブが必要になります。
私たちの先祖は、植物の油よりも動物の脂が一般的だったのです。
油によって、体内ではクリーンな糖のエネルギー代謝に支障が出るようになりました。
そして、その過程で発生する様々な不純物が身体の代謝を邪魔するようになりました。
その結果、体内で炎症が起こり、自己の組織を免疫が攻撃し傷つけるようになってしまったのです。
私がここで言っていることはすべてが受け売りで、実は崎谷先生という方が提唱されている理論です。
オメガ3等の油は身体に良いとされていますが、それは本当なのでしょうか?
アレルセラピーでオメガ3の影響をリセットした時の身体の変化を考えると、私には良いとは思えません。
最近、『リアルサイエンスで暴く、必須脂肪酸の嘘、オメガ3神話の真実』という新刊が発売されました。
にわかには信じられないかもしれませんが、目線を広げてみると、納得できる物事の数々です。
現代の医療はビジネスであり、健康になられると困る人たちが存在するのです。
医療は進歩しているはずですが、なぜ病人はどんどん増えているのでしょう。
私たちは常識を疑う必要があるのです。

