マスクで安心ではない

マスクの着用率がだんだんと低下してきているように感じます。
この猛暑では、さすがに暑くていられません。
逆にマスクをしている方は熱中症にならないのかと、心配してしまいます。

人間の動力はATPというエネルギーです。
細胞内でエネルギーを作るミトコンドリアは、酸素を使い効率よくATPを産生する仕組みを持っています。
酸素がなくてもATPの産生は可能ですが、その産生量には10倍もの差があります。

呼吸ができないと死んでしまうのは、酸素がないと生命維持に必要なATP量が確保できないからです。
コロナ禍においてはマスクを着用しながらスポーツをする姿が見られましたが、研究によるとやはり運動能力の低下が見られるそうです。
また、チェスのプレイヤーにおけるマスク着用の影響を調べた研究においても、認知能力の低下という結果が出ています。

マスクには外から入ってくる異物をシャットアウトするというメリットはあるかもしれません。
しかしウィルスは、その小ささゆえにマスクでは完全には防ぐことは出来ません。
たとえ何重にマスクをしたとしても、身体には入ってしまうのです。

それでは、体に入ってしまったウィルスはどのように処理されるでしょうか。
体の状態が良ければ免疫によってスムーズに排除され、感染することはないでしょう。
しかし、免疫の働きに問題があれば、ウィルスに感染してしまうかもしれません。
やはり重要なのは、免疫の働きを左右する体の質なのです。

日常的なマスクの着用の習慣は、体の質を確実に落とします。
マスクをしていれば安心ではなく、体の質を落とさないことに予防の本質はあるのです。