一石二鳥?
ビッグサンダーマウンテンに乗って尿管結石が出た人続出…実証研究で排石率は先頭席12.5%、最後部席63.9%
アメリカにはオーランドのディズニーランドでビッグサンダーマウンテンに乗った後で尿管結石が出てきた、
https://news.yahoo.co.jp/articles/a54b75bfcdd8e9e54783d94e494a9bde3ca0f7e4
と自慢する患者さんが多くいるようです。
これが本当なら、画期的な治療法が見つかるかもしれない、と自らジェットコースターに乗って尿管結石を治療するという研究を真面目にやった人たちがいます。
2016年にミシガン州立大学の研究者たちが発表した論文③によれば、
研究グループは患者さんから実際に出た3つの異なる大きさの結石を用意し、
その結石をシリコンで作った腎臓のリアルな模型に入れさらにそれをバックパックに入れ、
ビッグサンダーマウンテンに自ら20回ずつ乗り込んで実験しています。
結果は、先頭座席では排石率が12.5%前後であったのに対し、最後部では63.9%の結石が出たそうです。
尿管結石とは、腎臓と膀胱をつなぐ管の中に石ができる病気です。
痛みが強い病気として有名で、お産の次に痛いとも言われています。
結石は腰に痛みを感じるケースもあり、私も治療院勤務時代に何例か見たことがあります。
強い痛みが全く良くならず、病院に行って調べたら、結石から来る痛みだと判明したという例があります。
直接担当したわけではありませんでしたが、周りから見ても冷や汗をかいた体験です。
この研究はなかなか面白い研究ですが、恐らく身体への衝撃が有効なのでしょう。
好きな人の間では常識かもしれませんが、ジェットコースターは後ろの方が怖さが増します。
衝撃が大きくなった結果が、結石の出が良かったという結果につながったのではないでしょうか。
実際、衝撃を与えるという観点から、医学的にも縄跳びやジョギング等の運動が推奨されています。
しかし、日本のビッグサンダーマウンテンは本場に比べると迫力がマイルドだと言います。
日本の場合は大人しく縄跳びをした方が、すんなり石が出やすいかもしれません。

