バレエ界の先駆者
今や大谷翔平といえば、メジャーリーグを代表する選手の一人。
ケガに途中離脱は不運でしたが、今期はホームラン王を獲得し、その存在感を強くアピールしました。
しかし、大谷翔平の活躍があるのは、やはり野茂英雄の活躍があるからでしょう。
野茂英雄が箸にも棒にもかかっていなければ、今の日本人選手の活躍はありません。
一方、クラシックバレエの世界にも野茂英雄のような先駆者がいます。
先日、バレエダンサーを引退した岩田守弘さんです。
知らない人も多いかもしれませんが、岩田さんはボリショイバレエ団の元ソリストです。
歌舞伎は日本の文化ですが、その舞台に外国人が出演していたら日本人としてはどう思うでしょうか?
日本人がボリショイで踊るとはそれと同義であり、まさにバレエ界のレジェンドといった存在です。
岩田さんは以前、私が勤めていた治療院の患者さんでした。
ロシアからの帰国の際は必ず来院し、私も何度かマッサージを担当させてもらったことがあります。
その時点で40半ばでしたが、筋肉がしなやかで、これが一流のアスリートかと驚いた記憶があります。
とても控えめな感じの方で、言葉はあまり多くはありません。
非常に優しい雰囲気をまとった方です。
しかし、バレエの話になると饒舌になり、院長と熱っぽく話していたのを今でもよく覚えています。
先日テレビを見ていたら、岩田さんの引退公演のニュースが流れていました。
どうやら、バレエ人生に悔いはありませんと、有終の美を飾ることができたようです。
長い間、本当にお疲れさまでした。
治療院を辞めてからの岩田さんの動向は分かりませんでしたが、今は拠点を日本に移しているそうです。
国内のバレエ教育を整備する活動を進めているそうなので、今後の活躍にもぜひ期待をしたいです。

