ズレの持つ意味
前歯の「正中線」にズレが…
やっぱり治した方がいいの? 放置するとどうなる? 歯科医師に聞いた上下の前歯を合わせたときに、真ん中でそろう中心線(歯と歯の間)を「正中線(せいちゅうせん)」といいます。
この正中線にズレがみられる人の中には、
「ズレてるのはよくないの?」
「やっぱり歯並びが悪いせい?」
「ズレを放置しているとどうなるの?」
「歯列矯正しないと治らない?」
といった疑問を持つ人が少なくないようです。中略
Q.正中線がズレている状態というのは、やはりよくないのでしょうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca1ebd53eae3d684bef80e7e814b6f7940b87d58
ズレがあるまま放置すると、どうなることが考えられますか。
A.正中線のズレそのものが、見た目以外に直接的に与える悪影響はありませんが、ズレの原因となる問題は将来的な影響を与えることがあります。
例えば、先述した骨格的なズレが強いことが原因による正中のズレは、機能的にも問題が生じることが多く、将来的に入れ歯などになったときも治療が困難になることが多いです。
そのため、矯正治療の中でも、骨格の手術を併用する方法なども視野に入ることになります。
成長途上の子どもに関しては、早めに矯正相談を受けることによって、骨格的なズレの悪化を防ぐことができる可能性もあります。
上顎の骨は、二つの骨が癒合して一つとなった骨です。
見かけ上は一つの骨ですが、感覚を研ぎ澄ませると、各々が別々に動いていることが感じられます。
そもそも、上顎骨が最初から一つではないのにはきちんとした理由があります。
上顎は噛む時に力が集中する場所ですが、その際に骨のつなぎ目は力を逃がす役目をしているのです。
もし、最初から一つの骨であったなら、上顎は骨折しやすくなってしまうでしょう。
オステオパシー的には、よっぽどの場合を除いて、生まれてきた姿は完成された状態であると考えます。
見た目的には不都合があったとしても、特に機能上の問題が起きていなければ、その状態は健全なのです。
たとえ正中線がずれていたとしても、そのつなぎ目の関節が動いていれば問題視はしません。
しかし、それが後天的なズレであるなら、施術の対象になるでしょう。
体は全体で一つです。
何も問題は起きていないのに、ズレているからと矯正してしまったら…。
見かけ的には満足するかもしれませんが、他の問題が起きることはないのでしょうか。
単に噛み合わせの問題だけでなく、肩や腰にも影響が及ぶ危険を考えるべきです。
安易に体にメスを入れることはおススメしません。
もしかしたら正中をズラすことで、体はバランスをとっているかもしれないのです。

