基準とは?

血液は、全身の細胞に栄養分や酸素を運び、老廃物を回収する役割を持つ体液です。
血液は心臓の収縮によって全身を駆け巡りますが、その時の勢いが血圧です。

血圧が高い状態は、心臓の壁を傷付けるため動脈が固くなる原因になります。
動脈が固くなると、血管が狭くなって詰まりやすくなったり、血栓が出来やすくなります。
脳卒中や心筋梗塞、動脈瘤等は動脈硬化が関係する病気です。
そのリスク回避のためには血圧は低い方が良いというのが、現代医学の解釈です。

しかし、その高血圧の基準となる数字は、どんどんと低くなっている傾向があります。
1987年での高血圧の基準は180でしたが、1997年では160と低下しています。
さらに、2004年には140と引き下げられ、現在の基準は135です。
一体どこまで低くなるのでしょうか。

歳をとるに従って、身体はどんどんと固くなります。
どんなに気を付けていても、老化という現象は避けることができません。
私も身体を触っていて思いますが、高齢者と若者では身体の質は全く別物です。
なぜ年齢を問わない一律の基準なのでしょうか。

固い体に血液を送り出すためには、若い時よりも血圧を高くする必要があります。
そのための反応が高血圧だと思うのですが、血圧が下がると虚血を招いてしまうのではないでしょうか。
病気のリスクだけでなく、高血圧によるデメリットも本来は同様に考える必要はあるでしょう。

なぜ動脈硬化になってしまうのか。
決して血圧だけが悪者ではないでしょう。
血管が炎症を起こしてしまうのはなぜなのかを考える。
それが本来、血圧を気にするよりも大事なことです。
私はその原因を糖の代謝にあると考えています。

血圧の基準を下げれば、その度に大きなお金が動きます。
あまり考えたくはないですが、現代医学はビジネスに成り代わっているように思えるのです。