医学への提言
医師とは、病気の診察・治療を職業とする人のことです。
しかし、一口に医者と言っても、外科と精神科ではその中身は180度異なっています。
実際に、外科、整形外科、内科、小児科、眼科、産婦人科、耳鼻咽喉科、皮膚科、精神科、救急科、放射線科、麻酔科等、大きな分類でもこれだけの専科があります。
さらに内科だけを見てみても、消化器内科、呼吸器内科、神経内科等、その中身は細分化しています。
現代の医学は専門分野に特化した、分担制の医学と言えるでしょう。
専門性に特化することで、病への理解は深まりました。
癌にはどのような性質があるのか。
ウィルスはどうやって体内に侵入し、症状を発現させるのか。
アルツハイマーでは、脳にどんな変化が起こっているのか。
ミクロな視点は、病気による身体への変化を理解する上で非常に役立っています。
しかし、それはあくまでも病への理解であり、身体への理解ではありません。
症状は局所的でも、変化は必ず身体全体に関わってきます。
なぜ、合併症というものが存在しているのでしょう。
それは、他にも負担がかかっていたという事実があり、やはり身体で起きている問題だからです。
現代医学は目覚ましい進化をとげ、多くの人達を救いました。
しかし、もっと視点を広げることができれば、さらに人々の救いになるはずです。
病気が減り、医療費も大幅に削減でき、国力も大幅にアップすることができる。
大きな目で物事を見る視点は、医学にも絶対的に必要なことだと、私は思うのです。

