メタノールとは
メタノールを混ぜた飲み物を夫に飲ませた疑い 34歳妻を在宅起訴 夫は中毒で視覚障害に 滋賀・栗東市
滋賀県栗東市で、飲み物にメタノールを混ぜて夫に飲ませ、中毒により視力障害の傷害を負わせたとして、妻が在宅起訴されました。
9月27日付で傷害の罪で在宅起訴されたのは、滋賀県湖南市に住む森崎愛美被告(34)です。
起訴状などによりますと、森崎被告は去年9月ごろ、当時住んでいた栗東市の自宅でメタノールを混ぜた飲み物を夫(当時34)に飲ませ、視野が狭くなるなどの視覚障害を負わせた罪に問われています。
医療機関から「入院患者がメタノール中毒だ」と通報があったことで事件が発覚し、警察はことし2月に森崎被告を殺人未遂の容疑で逮捕していました。
大津地検は森崎被告の認否を明らかにせず、罪名を切り替えた理由については「捜査の結果、証拠関係に照らし処理した」としています。
エタノールとメタノール。
二つはアルコールの仲間ですが、人体への危険性は段違いです。
どちらもアルコールなので、飲酒をすれば酔っぱらいます。
有害であるメタノールも、味はエタノールと変わらないそうです。
しかし、メタノールは最終代謝産物に問題があります。
エタノールは無害な酢酸に分解されますが、メタノールは有害なギ酸に代謝されてしまうのです。
ギ酸は、特に目への影響が多い毒物です。
目にはアルコール分解酵素が多く存在するため、メタノールの摂取によってギ酸が多く産生されてしまうのです。
ギ酸は視神経を直接傷つけたり、ミトコンドリアの働きを阻害する物質です。
”目散るアルコール”という異名を持つほどです。
この毒性の強いメタノール、実は工業用アルコールとして案外簡単に買えてしまいます。
時折この手の話がニュースになるのも、入手のしやすさが原因です。
あくまでも注意喚起のための情報です。
くれぐれもマネしないでください。

