ジストニア
【ジストニア】
筋肉が意図せず収縮し、体の部位がねじれたり、反復したり、異常な姿勢をとったりする神経疾患である。
[特徴]
不随意な筋肉の収縮: 自分の意志とは無関係に筋肉が収縮し、痛みや不快感を伴うことがある。
異常な姿勢: 筋肉の収縮により、首が傾いたり、手足がねじれたり、体が不自然な姿勢をとることがある。
動作の困難: 日常生活の動作(歩行、食事、筆記など)が困難になることがある。
症状の変動: 症状は一日を通して変動したり、特定の動作やストレスによって悪化したりすることがある。
[症状]
全身性ジストニア: 全身の筋肉に症状が現れる。
局所性ジストニア: 体の一部分(首、手、足など)に症状が現れる。
{
書痙(しょけい):字を書くときに手が震えたり、硬くなったりする。
痙性斜頸(けいせいしゃけい):首が不自然な方向に傾いたり、ねじれたりする。
眼瞼痙攣(がんけんけいれん):まぶたが頻繁に痙攣する。
音楽家のジストニア:楽器演奏時等特定の動作の際に症状がでる。
}
分節性ジストニア: 隣接した体の二つ以上の部分に症状が現れる。
片側性ジストニア: 体の片側に症状が現れる。
[原因]
一次性ジストニア: 明らかな脳の病変や他の疾患がなく、遺伝的な要因や脳の機能異常が関与している。
二次性ジストニア: 脳卒中、脳外傷、パーキンソン病、薬剤など、他の疾患や原因によって引き起こされる。
[治療]
薬物療法: 抗コリン薬、筋弛緩薬、ボツリヌス毒素製剤
ボツリヌス療法: ボツリヌス毒素を筋肉に注射することで、筋肉の過剰な収縮を抑制する。
リハビリテーション: 理学療法や作業療法を行い、筋肉の緊張を緩和し、運動機能を改善する。
手術療法: 深部脳刺激療法等

