ヒレ肉はなぜ柔らかい?

今日は備忘録です。
ヒレ肉について気になっていたので、ちょっと調べてみました。

ご存じのように、ヒレ肉は柔らかく美味しいお肉で、希少部位のため、ちょっとお高めです。
確かに、とんかつでも、ヒレは柔らかくて美味しいですよね。
このヒレ肉ですが、人間では大腰筋に該当します。

近年、インナーマッスルの重要性が注目されています。
中でも大腰筋は、インナーマッスルの代表格で、股関節を曲げたり、腰を支えたりと働き者です。
また、体表からはその働きぶりが分かりませんが、腎臓にも関係し、機能的に様々な役割を担っています。
しかし、よく使われる部位は、筋肉が発達するため普通は固くなります。
それなのに、なぜヒレ肉は柔らかいのでしょうか?

調べてみると、その理由は4足歩行と2足歩行の違いにありました。
人間は、歩行のために股関節を高く上げ、同時にバランスをとる必要があります。
そのため、大腰筋は常に働いているのですが、4足歩行の場合はその必要がありません。
股関節を深く曲げたりもしないため、人間に比べると大腰筋の働きが弱いのです。

さらに、肉用に飼育されている動物は、肥えさせるために運動が制限されています。
その結果、筋肉が発達せず、柔らかい肉質になるのだと考えられます。

疑問に思っていたことがスッキリしました。
動物と人間では、やはり身体の使い方も違うのですね。